自邸の建築にあたり、まずは土地探しからのスタートです。
我々一家の家族構成は夫婦2人+子供3人+犬1匹+鳥1羽。
土地の最優先の条件は、現在の居住地でもある夫婦2人の生まれ育った地域であること。
子育てに軸を置いた時に、親族や友人との距離が近く、治安も安定し、防災面でも比較的安全な地域(標高が約30m、地盤が安定し、河川が近隣に無い為)である事がこの先も住み続ける理由となりました。
限定的な範囲ではありますが、逆にその範囲であれば、交通の利便性や日常生活の利便性にも問題がありません。
約一年、土地を探していたところに知人の所有地の売却の話がありました。
敷地調査
さっそく敷地調査へ。
約70坪の角地、住宅街にある土地です。おおまかな土地の概要は以下の通りです。
土地の概要
- 土地の面積・・・ 約70坪
- 敷地形状・・・ 整形に近い北向きの角地
- 敷地内の高低差・・・無し
- 日照条件・・・二方向道路
- 建築条件の有無・・・無し
- 登記簿上の記載・・・宅地
- 法条件・・・市街化調整区域(開発済)
- インフラ・・・有り
この土地のポイントは市街化調整区域でありながら、開発済みというところ。市街化調整区域は、建物の建設が原則認められていません。しかし、自治体に開発の許可を申請し、許可を得ることによって建物の建設が可能となります。この土地は周囲の土地の開発許可時に一緒に開発許可を得ていました。この為、開発コストを削減することが出来ます。
また、二方向道路の一方が北道路になりますが、建物の高さ制限が比較的緩くなることも利点です。
ガス・水道のインフラは引込済み、雨水の最終マスもあります。
開発行為やインフラ等の費用は諸経費にあたり、これらがない場合は数十万~の負担になります。
住宅用地に適していること、費用面でも問題はなく、敷地調査は終了です。
土地の契約へと話を進めることとなりました。