千葉県船橋市のM様邸リフォームをご紹介します。
完成から2年の歳月が過ぎましたが、M様やM様の来客の皆さまからの評判のお声を頂き、今回はご厚意で特にこだわりのあるLDKを紹介させて頂く事になりました。
2回に分けてご紹介します。
- 1回目は施工のビフォーアフターを間取り図でご紹介します。
- 2回目はM様邸の見どころの1つでもある造作家具についてご紹介します。
それでは1回目の、WEB内覧です。
まずはリフォーム前の間取りと概要をご覧下さい。
概要
所在地 船橋市
主要用途 一戸建ての住宅
主体構造 鉄筋コンクリート造
規模 地上2F
竣工年 2017年5月
築年数 45年
家族構成 ご夫婦(60代)+ご主人のお父様(80代)
築45年、奥様が嫁がれた際に建てられたお住まいで、家全体の老朽化が進んでいました。
間取り図の応接間は南側の一番陽当たりのよい部屋になっています。
そのため、ご家族の方がリビングとして使用する和室とダイニングキッチンは東側に窓があるものの、庭に大きな木があるため朝日も入らず、一日中電気を付けて生活されていました。
M様ご夫妻の大まかなご希望は、
- 老朽化による家全体の改修
- 応接間・和室・キッチンをLDKのワンルームとして、来客時はリビング(リフォーム前の応接間)を個室として使用したい
- 古民家風のインテリア
ということでした。
また、お子様やお孫様がよく遊びに来るという事で、ダイニングにゆとりを持たせ、来客にお料理を振る舞うことが多い奥様のためにキッチン収納を充実させることになりました。
お話を伺い、以下のような間取りをご提案しました。
- 応接間・和室・ダイニングキッチンの間の壁を取り払い、LDKをワンルームとする。
- 来客時に間仕切り障子を取り付けてリビングを個室として使用。
- 間仕切り障子、テレビ台、食器棚、キッチンカウンターの家具は造作とし、古民家風のインテリアに統一感を出すと共に、奥様のキッチン収納を充実させる。
- キッチンはセミクローズドとし、生活感を隠しつつも、来客の際もお客様に対応しながらお茶の準備ができたり、よく遊びに来るお孫様達と一緒にキッチンに立って料理の準備が出来る十分な広さを確保。
間取り図と共に、内装や設備、家具等の説明を行い、M様はこのご提案を気に入って下さいました。
その後も何度か打合せを行い、詳細なイメージを形にしていきます。
このようにイメージパースを作成し、最終調整を行います。
次回は、造作家具を画像と共にご紹介します。