外装工事「外壁工事」/自邸

防水シートを張り付け、胴縁(外壁等の下地材)打ちが終わると外壁の施工となります。

屋根と同様外壁にもガルバリウム鋼板を採用しました。

商品はアイジー工業「SF-ビレクト」。外周部には「マットブラック」を、中庭には光を反射させる為に「ネオホワイト」を選択。

ネオホワイトは真白ではなく少し落ち着いたトーンのホワイトです。艶が無いマットな質感なので高級感があります。

マットブラックは光が当たるとややグレーがかって見えます。太陽の光が当たる時間によって家の表情が変わるのもこの材料の良さかもしれません。

しかし無機質で、暗く重い印象となってしまいます。ガレージのサッシと壁面に天然木を採用する事で温かみを出し、バランスを取っています。

天然木は足場の要らない高さに使用する事で、業者に頼らず自分でメンテナンス(防腐剤を1~2年に1回塗るのが理想)が出来るようにしています。

屋根にもガルバリウム鋼板を使用していますが、屋根同様断熱材が裏張りされています。断熱材が裏張りされていることでガルバリウム鋼板の弱点である断熱性の低さ、遮音性の低さ等を補う事が出来ます。最大の利点としては、素材自体の重さがとても軽く(サイディングの約1/3)耐震性能を向上させる上で有効であることが挙げられます。また耐久性・耐食性・防火性にも優れています。

ただ、柄によっては傷が目立ちやすく、凹み等が出来てしまった場合は補修が難しく専門業者に依頼する事になります。

どの建材でもそうですが、メリットデメリットをよく理解した上で採用される事をお勧めします。

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kokubo.ymk