敷地面積が小さく北側斜線が厳しい為二方向に吹き降ろした変形の片流れ屋根としました。間取りによる凹凸を考慮した上で極力シンプルな屋根形状になるよう計画しています。
外壁はガルバリウム鋼板を採用し、シンプルなファサードにしました。
床材はアカシア無垢材を採用し、建具や造作材・壁を白く統一することで無垢材の風合いが生きるよう計画しました。
お施主様の要望でカップボードは既製品ではなくゴム集成材を使用し造作致しました。閉塞感を無くす為セミオープンのキッチンとしたため床材の雰囲気と合うようにしました。
バルコニーは隣家に面する壁高をH1800とし、建物のない開けた面の壁高はH1200とすることで、プライバシーを保ちつつ開放的な空間となるよう計画しました。
天気の良い日はスカイツリーの見える心地よい空間となりました。